タイトルは仮です。
はてなカウンターの仕組み(予想)
大きく外しているかもしれませんが、はてなカウンターそのものは恐らくGoogle Analyticsのデータを使っていると思います。
はてなカウンターは、独自のモジュール(WordPressで例えるならプラグイン)で作られており、その呼び出し履歴を利用してカウント・解析をしていると思われます。
どうやっているのだろう?
はてなの中の人ではありませんので、こちらも一般的なアクセス分析アプリの作り方として解説します。
普段、ブログの表示や動画の閲覧などでお世話になっている、HTMLなどを送信するアプリ(Apacheなど)には、アクセスログが記録できる設定が用意されています。
このアクセスログには、ページを読み込んだ記録、画像を読み込んだ記録、そのほか「何処のページから来たのか」など、様々な情報が保存されていきます。
このような文字の羅列ですね。
はてなカウンター側でも、呼び出し時に独自に記録をすることができますので、Javascriptが使えない場合の、最低限の記録をこちらで行います。
この機能のおかげで、Javascriptがオフ(不可)にされていても、カウンターがきちんと動作するようになります。
また、アクセス解析を回避するブラウザのプラグインの影響も受けにくくなります。
通常はJavascriptがオン(許可)になっているので、カウントされたログに、画面サイズなどの詳細な情報を紐づけていきます。
埋め込みコードにも幾つかの種類があり
下に行くほど解析回避が難しくなります。
Google Analyticsとアクセスログの集計を比べてみる
データを見てみましょう。一部抜粋します。
アクセスログからの集計
Total Pagesは 11,940,815
Analytics(一部)
ページビューは 11,757,139
ページビューは大体同じになりますが、アクセスログからの解析の方が若干上回ります。
一般的な考えではありますが、はてなブログ(タイアリー)の場合では、はてなカウンターの方がより正確にPVが計測できると考えられます。
便利さや他サービスとの連携を踏まえると、Analyticsが便利ですね。
そういえば、何故Analyticsのアカウントが3つも埋め込まれているの?
用途を分けたかったのでしょう。
例えば、通常、キーワード(キャンペーン)用、どのリンクをクリックしたか など。
コードを3つ貼り付けるのではなく、きちんと設定で組み込んであるところがナイスですね。(多重にスクリプトを読み込まない。)
Analyticsのリアルタイム-サマリーはデフラグの画面と似た中毒性があります。