地味に困った と解決法を考えている案件なのですが、有料にするか適当にするか乗り換えるかの選択肢しかない という告知です。
【アクセス解析】Googleアナリティクスの規約改訂 1000万PV以上の場合は停止後にデータを削除 - 検索サポーター
わりと頭を抱える案件で乗り換えるか対策するかを検討中です。ヒット数の圧縮の為にフィルタを利用するのは誤りという認識だったのですが、幾つか「カスタムフィルタを使用する」と出てきて更に悩むやつです。
2015/06/19 15:24
無料のままで使い続ける解決法としては、ページビューや「ここ。クリックしたよ」というイベント等の個別に送っていた送信データを一纏めにして送信して、 ヒット数 / PV を 1 / 1 に近づける方法か、サンプル数を減らすくらいしか無いという認識ですが、複数のサイトで「カスタムビュー等で減らせばいけそう」という内容が出てきていて、そういう仕様だったのかな?という新たな疑問が出てきてしまっています。
どういうこと?
id:psneはこんな認識をしています。
通常はアクセスした時と、「ボタン押した」といった何か追加でデータを取りたい時に送信されます。
送信タイミングを調整して、複数のデータをまとめて送信するようにすると、ヒット数を節約できます。(タイミングをある程度自動で制御する事もあります。)
または、送信する確率(サンプルレート)を設定します。
たくさんのアクセスがあるサイトでは、送信を工夫しても、いずれ上限に達するため、サンプレートを下げる必要があります。
フィルタは?
受信済みのデータをフィルタを使って分けたり除外(破棄)します。
無料分では1000万ヒットまでは受信・処理しますが、それを超えた場合は保証しません。1000万までは働く!
という認識。
サンプルレートを設定するには?
Analytics.js Field Reference | Universal Analytics Web Tracking (analytics.js) | Google Developers
トラッキングコードを変更します。
全体の80%を対象にしたい場合
ga('create', 'UA-XXXX-Y', {'sampleRate': 80});
全体の10%を対象にしたい場合
ga('create', 'UA-XXXX-Y', {'sampleRate': 10});
利用状況により、どの値にすれば良いかは変化しますので、1ヶ月分のPV数やセッション数を参考に設定すると良いと考えられます。
(1000万からPV数を割ってみるなど)
はてなブログではどうやるの?
はてなブログでレート設定を行うには、既存の設定を外してヘッダにトラッキングコードを貼り付ける必要があります。
なお、Analyticsアカウント名*1ごとにリミットが発生するので、アカウントを分けるという力技もあります。利便性が微妙になります。
余談
プレミアムのお値段が月額130万になっていて「以前より1割増ししてないかな?」と思ったやつ。
アラートで「乗り換えたら?」と通知されるがメールや電話の営業はまだ来ていない。
アクティブユーザーの項目が目立つ場所に来ている事をさっき気づいた。
くまったやつ。
*1:プロパティ・ビューではありません。