ネット常識力。と言われても、その時々でリスクを認識したうえで行う場合があるので、ここでは「望ましい」と思われる行動を答えた場合の解説を少ししておきます。
リザルト
あなたのスコアは、150点中140点です。あなたと同レベルのネット常識力の人は、テスト参加者の0.05%です。
なるほど。割合はわりとザックリなようです。(後述)
質問5:
あなたがIDをパスワードを入力してログインしたいサイトで正しいものを選んでください。(意訳)
というものですが、そもそもな話で、そのサイトが分からなかったので検索して調べた上での回答となりました。
サイトを問わずパッと重要な部分を見て判断するには、以下の画像を参考にします。
URLが表示されている部分(アドレスバー)に緑色の文字・背景で企業の名前とURLが表示されています。
多くの場合は、この部分を見て「正しいサイトであるか」を確認します。
しかし、質問5の4つの画像にある「正しいサイト」は、URLは正しいのですが緑色になっていません。
これは、正しいURLであり、また、証明書という「このサイトは正しいサイトですよ」という証明する内容が正しいのですが保護する方法が古い場合、このように表示されます。*1
また、証明書にも種類があるため、緑色になっていても「企業の名前」が出てこない物があります。
「https://」といったURLのみの表示の場合は、URLをよく確認する必要があります。
というわけで、設問があまり良くないですね。
質問30: OSの更新をダウンロードしてインストールする必要があります、というメッセージが表示されました。どうしますか?*
- ネットの通信速度とコンピューターのパフォーマンスに影響が出るので、何もインストールしない。
- 更新のダウンロードとインストールに同意する。重要な更新かもしれないから。
- たぶん後で更新をインストールする。
- そんなメッセージが表示されたことはない。
という広告を見たことがある方も多いと思います。
こちらも設問の内容があまり良くありません。
設問は、コンピュータのOS機能としてのメッセージのようです。
質問33: アンチウイルス製品のせいでソフトウェアをインストールできないとき、どうしますか?
基本的には「インストールしない」が正しいのですが、一部のソフトウェアでは「ダウンロード数が少ない」等で警告が発生する事があります。
その様な場合はしばらく待つか、サンドボックス内で実行する事になります。
ちなみに136点で「テスト参加者の11%」、138点で「テスト参加者の0.05%」になるようです。
くまったくまった
*1:平易な表現になっています