Xperia X Performance(SO-04H/SOV33)には指紋を利用してロックの解除やログインをする機能があります。
指紋センサーは電源ボタンの中にあるため、電源ボタンを押す動作と同時に指紋情報がチェックされます。
※指が汗ばんでいたり濡れていると、上手く認識されない事があります。
少し拭いてから試したり、気持ちボタンに沿って滑らせると認識しやすくなります。(経験談)
基本的には最大5つの指紋(生体データ)を登録できる機能なのですが、これを増やして理論的には両手すべて(10本)の指紋を認識できるようにする。というエントリー。
この画像でも表示されているとおり、基本的に5つの指紋を登録して利用する機能です。
この画面(指紋認証の設定画面)の出し方
- 「アプリドロワー」または通知画面の上にある「簡易設定」(画面を上からググッと下へ引っ張る)にある歯車のアイコンをタッチ
- 「ロック画面とセキュリティ」メニューをタッチ
- 「指紋認証」をタッチ
- PIN・パスワードを入力
- 上記画面になります。(変更や削除ができます)
このリストが表示されている時に登録された指紋をデバイスにタッチする事で、どの指紋が何番目に登録されているか確認できます。
※登録されている場合は、本体が短く震えてリストをタッチしたような表示が出ます。
登録されていない指紋では、本体が強く震えます。
登録する指紋の数を増やす
理論上では10前後の指紋を登録する事ができますが、信頼性の確保と便利さを両立するために様々な方向で置かれていた際に触れる「普段利用する指紋」のみ登録しておくと良いでしょう。
様々な方向とは
- テーブルなどに置いた状態から掴む
- 鞄から取り出す
というシーンにて、本体を持った状態が
- 画面が表向き
- 画面が裏向き
の2つあります。
右手と左手、表向きと裏向き。
この例では4パターンの本体に触れ方があり、センサーに触れる可能性が高い指は、左右の親指、人差し指、中指という事が分りました。全部で6種類です。
登録を行う
まずは、両手で持った時に一番使われる指紋2つを登録します。
この2つは必ず認識できるように、完了するまで指紋全体を読み取ります。
登録できる指紋の数は残り3つになりました。
3番目の指を登録しましょう。
指紋の登録には、10回程度読み取りを行う必要があります。進行状況が分かる様に円を描くようにバーが伸びていきます。
半分ほど進んだところで、4番目の指に切り替えて登録を続行します。
3番目の指と4番目の指のデータが含まれた「指紋3」が登録できました。
同じ要領で、5番目の指と6番目の指のデータが含まれた「指紋4」を登録します。
今回の例では6つの指紋を4つのリストに登録したので、あと一つ登録できます。
一番利用する指を登録すると良いでしょう。(スムーズに認識できるようになります。)
なお、一つのリストに8本分の指紋を読み取らせて登録する事もできますが、認識に失敗する確率が高くなり快適さが失われます。
1登録に1つの指紋が理想ですが、1登録に2つの指紋が実用的なものとなりそうです。
上手く指紋を登録するコツ
登録する時のセンサーの触れ方と、実際に使う時のセンサーの触れ方は若干異なる事があります。このため、指紋の認識が上手くできず失敗する事があります。
登録画面にて実際に使う状況を作り、その際に触れた部分の周りを登録するイメージで読み取りを行うと良いでしょう。
※実際には縦で登録してあっても横から認識ができます。よく使う向きで登録する事で「いつもの場所」が読み取れるようになります。
指紋認証だけで解除できるようにしたい
現状はできません。指紋認証の利用開始と同時に、PIN(暗証番号)、パスワード、パターンの設定が必須となります。
PINやパスワードで解除されたくない場合でも、代替の方法として準備する必要があるためです。
8桁以上のパスワードを入力しておけば、総当たりで解除するまでの時間が相当かかるようになります。
(指紋の認識率とのバランスを考えると、6文字程度のパスワードにしておくと便利です。最低文字数は4文字ですが、短い文字数では弱いパスワードになります。)
併せて読みたい
全面に貼るタイプの保護シートや手を滑らせて落とさない為のカバーなどを買ったお話。
USB端子周辺を保護する何かが欲しいと思ったやつ。
くまやつ。