昭和時代からの雰囲気を持ち合わせていた「待ちのゲーム屋さん」が閉店するお話。
※このエントリー時点では営業中となります。
エントリーとしては書きませんでしたが、初期の入手困難な時期に Nintendo Switch を購入した店。
2017年の4月中旬までは、落ち着いたスタートという印象で実店舗にも本体の在庫があったのですが、マリオカート8の発売前後(これはスプラトゥーン2の発売日確定とも重なる時期)から一気に品薄となり、大きな家電屋では入荷予定もわからない状態の中、唯一入荷日が掲載されていた店舗だったのがマーヤでした。
ちょうど時間が取れていたので「無いことを確認するための店回り」を行っていて、思いつく大型店舗は回ったので、今度は地元密着型の店舗を回りましょう、と出向いた先の一つ。
予約不可・現金のみ・関連ソフト一本(そして、購入は無料で入会できる店舗会員のみ)という、昔ながらのよくあるパターンでしたが、大型店舗での「インターネット契約で予約権利を得られます」というダメなパターンの洗礼を受けた後であったため、些末な条件でしかなかったもの。*1
実際の線引きは法律に任せますが、購入したら何かで遊ぶので全く問題ないというやつです。*2
というわけで、大手の便利さも良いですが、地元密着のような小さな店舗も大事ですよね。と時折ソフトを買いましょうと思いながら今に至り、別な事情で閉店となってしまうやつでした。
ゲーム氷河期ともいえる2000年代からの生き残りとして、カードゲームを取り扱ったり、大人向けのコンテンツ(書籍やROMなど)を併売するゲーム小売でしたが、こちらはカードゲーム、そして、各種のイベントを扱う方面で進んだ店内レイアウトとなっています。
簡単にお礼を言いがてらソフトを購入し、ゲーム会社の方々がご挨拶に来ている中で撮った一枚。
たくさんのサインと花束。
色紙にサインをしている時にも冗談を言って笑わせてくれる明るい雰囲気でした。
帰りに、上記方針の違いで入れなかった街のおもちゃ屋さんの話や、小売の難しさの話、あれだけ苦労して手に入れた本体が、きちんと店頭に並んでいる事への感慨深さなどを助手としたやつ。
昭和を知らない人間でも、その名残を感じることが出来る店。
35年間お疲れ様でした。
またどこかでお会いいたしましょう。
体験会は、待ちができるほど並んでいました。
日報みたいなエントリー。