すなばいじり

はてなブログを使って、トンピーを揃えるまで止めないブログ。ふっくらかわいい。

乾電池のおもちゃに充電式電池を使ってはいけないワケ

そういえば妖怪Pad発売されましたけど、お子さん喜んでます?

思い出したように子持ちのおねえさんに聞いてみたら
「一緒に寝るくらい喜んでずっとやってますよ!でもちっさ!スマホみたい!」という返事と、
「電池が3時間しか持たなくてバンダイに苦情結構来てるらしいですよ~」という返事があった。

 

単四電池が4本必要な玩具らしい。 

妖怪ウォッチ 妖怪Pad

妖怪ウォッチ 妖怪Pad

 

※こちらの妖怪Pad。「通信機器ではないのでアップデートは行われません」という事だそうです。 最新版の「ウォッチ」はSDカード端子があるようですので、アップデートできそうですね。(追記:20150827)

 

三時間で電池が空になるのは色々と環境にも宜しくないので「充電式の電池も多分使えますよ」と答えたら、メーカーでは非推奨(使わないでください)と言われたらしい*1
100円ショップで8本108円。2人で遊んで1日分だけど、そのうち落ち着いて電池の消費も落ち着くからそれでいいかな?という考えのようです。なるほど。

確かに大人も「新しい○Phoneだ開封の儀!」なんてスイスイメルメルしていると、数時間程度で「電池もたねぇっす…モバブ必須っす…」というレビューになるので、大人も子供も落ち着くまでの様子を見るのが良いと思います。

 

さて、

どうして充電式の電池は使っちゃダメなの?

普通の乾電池は電圧が1.5Vくらいあります。
充電式の乾電池は1.2Vくらいになります。

「なんだ大して変わらないじゃないか」となりますが、妖怪Padは4本使う玩具なので、6V分の電圧が欲しいのです。
これを充電式の電池で代用してしまうと4.8V。1本分足りません。
そのためメーカーさんは「(電池一本分くらいパワーが足りないから)使わないでくださいね」という回答をします。

 

ちなみにUSBの充電できる色々は5Vなので、パパが色々 あれこれすると電池要らずで遊べるかと思います。

本当は5Vくらいが最低限必要な電圧なのですが、6Vとして余裕を持たせて、電気をためる場所を作り、安定して玩具側に渡すという仕組みが入っています。

 

実際には充電式の電池でも動いてしまうのですが、そういう理由なのです。

 

 


エネループシリーズについて | サポート | eneloop(エネループ) | Panasonic

乾電池と充電式の電池(エネループ)の違いが説明されています。

 

Panasonic eneloop 単4形 4本パック(スタンダードモデル) BK-4MCC/4

Panasonic eneloop 単4形 4本パック(スタンダードモデル) BK-4MCC/4

 
Panasonic eneloop 単4形 4本付急速充電器セット K-KJ21MCC04

Panasonic eneloop 単4形 4本付急速充電器セット K-KJ21MCC04

 

 

捨てても良いですが、他にも使えます。

分かってて使う人なので繰り返し使えるやつを与えてしまいますが、玩具で使えなくなった電池は、リモコンや小さな時計等で余生を送る事ができますので、捨てずに何かに使ってみるのも良いと思います。

 

 

そうそう、
「どうしてPadすぐ電池なくなってしまうの?」

というお子様の答えには
「でんぱく小僧かでんじんのせいだよ。ようかいのせいだよ。」*2
と、普段「ぐぬぬ」とされている返しをしてあげれば良いと思います。

 

 

NEW リズムでともだち こぐまのトンピー

NEW リズムでともだち こぐまのトンピー

 

 単三2本たべる熊。

*1:説明書にも書いてあります。

*2:しかし、どちらも”電波”のようかいです。