「真っ白い用紙に書き出す一文が思いつかないから」
文章を書くのが苦手。という方の苦手部分の一つに、これがあると思います。
書きたい事がある程度決まっていれば、書き出して転がし始めてしまう事で、後は何とか繋げていける。後から文章の添削が必要になる方法ではありますが、「書く」事はできます。
ときは世紀末の頃である。 …
こちらは、先日連載開始となった新聞小説版の「花咲舞が黙ってない」の書き出しです。
花咲舞が黙ってない : 小説 : 読売プレミアム
ちょうど、文の書き出しや曲のイントロ、歌詞のAメロ(歌いだし)は「つかみ」になるので気を使うし難しいと思っていたところに連載開始。案外”さらり”と始まっていると思いつつ、幾つかの書き出しを見たところ、
- 時代、背景
- 主人公の心境
- 状況
幾つかのパターンで始める事が多いようです。
ブログの書き出しでは、端的*1な自己紹介から始める方も多いですが、こちらもある種の書き出し手法のようです。
小説の”書き出し”だけを競う「書き出し小説大賞」も読んでいて楽しいやつです。
昭和よりタイムスリップして来たかのような玩具店の店先で、今日も呼び込みを続けている。
※トンピーは平成生まれです。
*1:ブロガーの○○です。