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すなばいじり

はてなブログを使って、トンピーを揃えるまで止めないブログ。ふっくらかわいい。

ラーメン屋で食べていたらねこ入ってきた話

「屋台のラーメン」に近いものを出してくれるラーメン屋に行ったらねこ入ってきたお話。

 

久しぶりに屋台味のラーメンが食べたい という話をしたところ「この時期、昼間の屋外で活動すると塩分が足りなくなりますので」と、なかなか良い理由が出てきたので、食べた。

 

「台風が来たら飛ばされないか」と思う店舗の中は昭和時代のような造りになっていて、パイプ足の椅子と、不思議と安定している机が置いてある。

壁のような位置にはカレンダーとテレビが鎮座してる点も、いかにもそれらしい。

 

店の構造上、店内の声が筒抜けであり、声で賑わい状況が分かるので「今日は混んでいる」という判断が戸を潜らなくてもできる。
店内には先客が二人。

 

店に似合うお父さん。

というのは少し失礼なイメージかもしれない。時々そうではない人達やマニアが食べに来る事も知っている。しかし、メインのターゲットとしてはイメージの方面が合っているうえに、その客層を含めて「この店」という様に思える。

普通のラーメンを二つ頼み、テレビで流れる「サファリでドローン使うのは便利な使い方だ」という内容について話をしたり、ぼんやり眺めたり、大将に世間話をしつつ(主に常連の人というスキルが必要)待っている事ができる。

これら、昭和風味の内容がとても良いと思いながら食べていると、もう一人常連が増えた。「今日は昼間から御輿を担いでねぇ」と、酎ハイと煙草を嗜みながら話していた。

そういえば、灰皿がテーブルに置いてあるラーメン屋も気がついたら減っていた。
こちらにも「今日は御輿が出ていて、そういうときは町内の人の顔をして酒が飲める」とか、「来月は浦安に大きな祭があるから行ってみると良い」など、いくつかの話をしていた。昭和らしい。

 

その時、大将が「入っちゃダメだ」とテレビの下を覗き込んだ。ねこ入ってきた。
常連客が次々と「このねこ、招き猫だよ」「宝くじ買ったら6億当たるから買いにいかないとな」「当たったら店畳むよ」「雑誌の裏のあのブレスレットとか全然ダメでねー」と盛り上がった。

 

こちらも、

「猫も入るいい店だなあ、ここは」
*1

と話題に入ろうとも思ったが、止めておいた。今は、この雰囲気は楽しむ方が楽しい。

食べ終わった時に「法被」姿の人達が入ってきたので、入れ替わりで店を出た。

 

テレビの音は、「開店中」の音へと意味が変わるのだろう。

 

帰り道にねこいっぱい居た。

 

 

場所は伏す。*2

 

*1:

web.archive.org


*2:食べ○グ、ぐる○びには載っていない