すなばいじり

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DevToys ColorBlindnessSimulator の翻訳

ColorBlindnessSimulator。

色覚異常シミュレーター。

このシミュレーションが正確かはさておき、見ればわかるような機能。


基本的に、Windows標準搭載アプリとして違和感のない翻訳をする、という方針であるが、履歴を見ると2名で翻訳を行っている。そのため、若干の表現のゆれが発生している。
そして、このツールの翻訳に関しては非常に難航した。

 

色覚異常色盲色弱、色覚障害、色覚多様性、色覚特性。
すべて(だいたい)同じことを指す単語であり、人との関わり方で置き換えられていく単語が含まれている。

置き換えにも色々あり、言葉狩りとなっていないか、バランスが取れたものであるか、ユーザーの手触りの良いものになっているか、など。

こうして、いくつかの修正を行い、最後にタイトルと説明にだけ「色覚異常」と残した。

Git の履歴を見ても、かなり悩みましたね。という事を察する事が出来るやつ。

ただし、現在は Git 管理外*1になっているのでそのような苦労は見えてこない。

 

先天赤緑異常シミュレーションを (D) 2 型 2 色覚、1型2色覚異常シミュレーションを (P) 1 型 2 色覚 という表記に変更するなどを行った。

 

 

なかなか大変だったので、呼称やカラーユニバーサルデザインを取り纏めている各団体様は、用語集などを整備して頂きたく。

 

 

参考にできそうな情報など

 

色覚の仕組みと呼称 | カラーユニバーサルデザイン(CUD)とは | 北海道カラーユニバーサルデザイン機構

色覚の呼称 – NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 CUDO

いろいろな人のいろいろな色 色覚多様性をめぐって/川端裕人 集英社学芸部 - 学芸・ノンフィクション

冊子「色覚異常を正しく理解するために」 | 色覚関連情報 | 公益社団法人 日本眼科医会

 

 

*1:別サイトで一括翻訳を行う