対策
- Snipping Tool 11.2302.20.0 以降へアップデートする。
Store アプリからアップデートできます。
※2023/03/25更新。
緩和策
- 修正が行われるまで、設定の「スクリーンショットを自動的に保存する」をオフにする
- 修正が行われるまで、ファイルの上書き保存を行わない
何?
【やじうまPC Watch】 加工前画像が復元できてしまう不具合、WindowsのSnipping Toolでも
保存する画像(bbb)が「同名で保存」のファイル(aaaa-aaaa)よりも小さい場合、ファイルサイズが小さくなるはずが、ファイルの取り扱いに問題があり「bbba-aaaa」のようなファイルになる。
2023/03/23 00:51
便利機能により、少しややこしい話になっている。
- 同名のファイル名で保存した場合、ファイルの取り扱いが悪く、古いファイルの先頭から新しい画像データ(バイナリ)を上書きする不具合がある。
- 元のファイルより上書きする画像データが小さい時、元のファイルの一部が残ってしまう(新しい画像データ+上書きされずに残った古いファイルの後ろの部分)。
- 便利機能(自動的に保存)があるため、トリミングをして小さな画像にしたつもりでファイルを上書き保存すると、トリミング前のデータ(一部)が抽出できる。
やったこと
試したバージョン:Snipping Tool 11.2209.2.0
適当なファイルを作成する
fsutil file createNew c:\test\1.png 1024
00 で埋められた1024バイトのファイルを用意した。
Snipping Tool で小さな領域を指定して、用意したファイルに上書き保存する。
さらに、別名で保存。
観察する。
上が、新しい名前で保存したファイル。
下が、上書き保存したファイル。
PNGファイル終了とするフラグより後ろにもデータがあることが分かる。
MP3が再生できるPNGや、アイテム情報が埋め込まれた画像(たまごっち)がありましたね。