Proxy Hacking Protection

はてなブログ向けに開発されたコピーサイト(プロキシハッキング、Google Proxy Hacking)対策スクリプトを一般的なサイトで利用できるようにした Proxy Hacking Protection の紹介となります。

Proxy Hacking Protection
導入要件
インストール
- はてなブログ版
- WordPress版の Proxy Hacking Protection
サポート・免責事項
ライセンス等
資料・関連リンク
- ソースコード

CMS 脆弱性を悪用されたbotや低価格ホスティングサービスによるWebプロキシ・スクレイピングによってコンテンツの複製が行われ、検索結果ではオリジナルのコンテンツよりも複製先ページのリンクが上位に表示されてしまうといった影響を及ぼす事象が発生しており、Webサイト訪問者の保護とインテリジェントな対策が求められています。Proxy Hacking Protection は、Webサイトのコピー・ミラーリング行為によって発生する複製先ページの検索結果を非表示にする処理、訪問者の正規Webサイトへの誘導、新たなコピー・ミラーリングによる複製先ページの検索エンジンのインデックス化を未然に防ぐことができます。

導入用ページが提供する数行の埋め込みスクリプトを設置するだけで、スピーディにWebサイト内コンテンツを保護する事が可能です。

機能と特徴

Webサイト上のコンテンツを複製されることによる検索順位低下を防止

サイトが複製されている事を検知した場合、複製先ページにてインデックス化を抑制
検索結果から複製先のページに訪れた閲覧者を正規ページへ誘導
日々大量に発生するbotや多くのタイプのWebプロキシに対応

優位性

訪問されたユーザーの閲覧性を損なわない動作
ホワイトリスト以外のページでは自動的に抑制処理
自動処理が行われるため、Googleへの著作権侵害の報告作業の軽減
ページ内URLを改竄するWebプロキシにも効果を発揮

動作条件

対象となる検索エンジンは以下のとおりとなります。

	Google	Yahoo J *1	bing	その他
Webプロキシ型(キャッシュ無し)	○	○	△ *3	△ *3
キャッシュ表示型	○ *2	○ *2	△ *3	△ *3
RSS取得型	×	×	×	×
本文取得型	×	×	×	×

*1 検索結果はGoogleとほぼ同じになります
*2 Proxy Hacking Protectionがキャッシュから読み込まれている条件になります
*3 将来的にクローラがJavascriptをサポート・処理された場合に対応

導入要件

Javascriptを埋め込む事が可能な一般的なWebサイト、ブログ
ヘッダ部分に<link rel="canonical" … /> タグまたは OGPタグが存在するページ

※Wordpress等では、ヘッダ・フッタに任意のHTMLを追加するプラグインが必要になります
※現時点では、Blogger( blogger.com ) に導入する際、カスタムドメインを利用するかホワイトリスト形式で対象の国別ドメインを設定する必要があります。

support.google.com

インストール

niyari.github.io

はてなブログ版

psn.hatenablog.jp

ヘッダに1行のスクリプトを挿入するのみで導入可能。

WordPress版の Proxy Hacking Protection

wordpress.org

プラグインのインストールのみで導入可能なWordPress版。

サポート・免責事項

Proxy Hacking Protection は、サイトを管理する責任者自身で利用することとし、導入や利用に関するサポートは行わないこととします。
Proxy Hacking Protection を利用した際に発生した損害(直接、間接的を問わず、および付随するデータや利益の喪失、業務の遅延、中断、その他の請求原因の如何を問わない一切の損害)は一切負いません。

Proxy Hacking Protection はWebサイトのコピー・ミラーリングに対するコンテンツページの保護を行いますが、RSSの内容を表示する、本文のみをスクレイピングするタイプのコピーサイトには効果が期待できません。

プログラムは予告なく修正、変更、アップグレードが行われます。この変更による修正作業は、利用者が行うこととします。
このページや Proxy Hacking Protection に関するページの内容には不正確さが含まれることがあり、また情報は必要により更新されることがあります。

Proxy Hacking Protection の利用状況や効果を測定するために統計的な情報の収集を行う事があります。